コラム

いろいろな便(うんち)

赤ちゃんのうんちにはいろいろな色があります。
茶色だったり、緑色だったり、黄色だったり。
また、形もつぶつぶだったり水っぽかったり泡立っていたり。
でもそれらはたいていの場合心配ありません。

なぜうんちの色や形が日によって違うのかというと、
ビリルビンという物質と腸内細菌に関係してくるからです。
生後2~3か月までの赤ちゃんの消化機能はまだ不十分なので、日によって色が変わることがあります。

また、栄養によっても違ってきます。
母乳育児の場合は黄色のうんち、ミルクの場合は緑色のうんちが出やすいようです。
離乳食が始まると、色がだんだん濃くなってきます。

1歳くらいになるとうんちがかたまりになってきます。
時に血がうんちについていることがあるかもしれませんが、
少量の場合は問題ありません。肛門が切れたことによる出血なので次第に治るでしょう。
(その血が増えてくるようであれば一度受診をしましょう。)

もし以下のようなうんちが見られた際には注意が必要です。
(クリーム色)
(血が混じっている)

上記の場合、嘔吐や腹痛を伴うことが多いです。
また、においも酸っぱい場合があります。
食事の摂れ具合と合わせて受診した時に先生に伝えましょう。