予防接種を受けた後の注意点
よくみる病気
インフルエンザが流行るこの時期、
予防接種はもう受けましたか?
予防接種はその名の通り、重症になり得る病気や感染力が非常に強い病気を未然に防ぐために接種します。
しかしながら、目的の病気を予防する一方で、
予防接種自体が体に良くない影響(副反応)を及ぼすこともあります。
厚生労働省では、
もし予防接種を受けた後に副反応が出た場合には、診断した医師は予防接種法に基づいて報告しなければならないとされています。
とくに、すべての予防接種で「症状」として挙げられているのが
アナフィラキシーです。
予防接種をしてから4時間以内におきた場合は予防接種が原因である可能性があります。
アナフィラキシーの症状としては、
皮膚症状:
じんましん、顔が赤くなる、かゆみ、顔や唇のはれ
呼吸症状:
声がかれる、うまく声が出せない、のどに何か詰まっているような感じ、咳、呼吸がヒューヒューする、息苦しい、唇や皮膚が青ざめる
循環器症状:
脈が速くなる、意識を失う
胃腸症状:
嘔吐、腹痛、下痢
があります。
こういった症状に最初に遭遇するのは医師ではなく親になります。
予防接種をしたその日は、こういった症状にも注意しておきましょう。