
「なんだかいつもと違う」という直感も大事ですが、「一体どこを見たらいいのか」を知っておくことも必要です。ここでは簡単に、一瞬で子どもの重症度を見分けられる点をお伝えします。
              それは、『PALS』です。
              PALSはPlay(遊んでいるか)、Activity(動いているか)、Look(目線があうか)、Smile(笑顔はあるか)の頭文字を取ったものです。このPALSは病院でも実際に使われている病気の重症度を瞬時に決められる基準として使われています。もしこの中でひとつでも疑わしい症状があったら時間外でもすぐに受診してください。PALS(パルス)とおぼえて、この4点を普段からアンテナ張って見るようにしましょう。
PALS
- Play遊んでいるか、周囲に興味を示すか
 - Activity手足の動きがいつもより少ないか、ぐったりしていないか
 - Look目線は合うか、こちらへ視線を向けるか
 - Smile笑顔はあるか、あやすと笑うか、声が変じゃないか